こんにちは!今回は以前からやってみたかった、ウイスキー熟成スティックをテキーラにつけてアネホ化しようという試みです。購入したものには一か月漬けるとの記載があったため、この記事では完成までの軌跡と味などまとめたものを報告します。それではどうぞ!
今回使用したのはオーレテキーラです。すっきりキレのある味なんで、変化がわかりやすいかと思い選んでみました。
使用したのはタルフレーバーさんのアメリカンホワイトオークです。テキーラの熟成にもホワイトオークが使われることが多いので、こちらをチョイスしました。余談ですが、なぜかミズナラスティックばかりで、ホワイトオーク探すの少し手間取りました。やっぱりミズナラは人気ものなんやろか。
しっかりチャーリング(熟成効果を高めるため樽の内側を焼くこと)が再現されています。
スティックをチャポンとボトルに入れるだけで作業は終了。でっかい樽をこさえて、樽の内側焼いたり、大量のテキーラ投入したりを考えたら、なんて簡単なこと!
ここからは経過を見ていきます
三日目のオーレ。少しだけ色づいてきました。思ったより早く色づいてきて驚きました。
一週間目のオーレ。ちょっとわかりにくいですが色が濃くなってきました。
二週間目のオーレ。またひとつ色が濃くなっています。この時点で香りをかいでみたのですが、そこまで変化はなかったです。
三週間目はほとんど変わりがなかったので、飛ばしました。これは一か月たったものです。スティックがしっかり沈んでいます。色は変わらず、香りはちょっとだけ樽香がするかな?っていう程度です。
さて、一か月たったので早速飲んでみたいと思います!
・・・・あれ?
口に含んだ瞬間、ほのかに樽のような焦げっぽい香りがしましたが、味わいの変化は感じられないです。そんなはずはないと、しかめっ面をしながら、じっくりと味わってようやくほんのりと、微かに樽の感じを体感することができた。アネホとは程遠いです。一か月ワクワクしながら期待値をあげすぎたせいかもしれませんが、とても残念な気持ちになりました。
まとめ
そもそもテキーラ用ではなく、ウイスキー用の物だったのでうまくいかなかったのかなと思いました。テキーラもウイスキーも樽はホワイトオーク使うし、いけるやろと軽いノリでやってみたのですが、よく考えれば職人さんが樽で何年も寝かした味が、一か月で再現できるなんて虫が良すぎる話だったんだ。社会の厳しさと職人さんの偉大さを痛感させられました。
まだ、オーレは半分以上あるので、もうしばらくたって味の変化があればまた追記したいと思います!